実在する有名な投資家をかたる人物らから、SNS上でウソの投資話を持ち掛けられた三次市の40代の女性が、220万円をだましとられる詐欺事件がありました。
警察によりますと、三次市に住む40代の女性は今年2月22日、SNSで、実在する有名投資家をかたる人物の、「投資をしませんか」と書かれた広告を見つけ、その人物のアカウントを「友達登録」しました。
その後、女性は「投資アドバイザーを名乗るSNSアカウント」を紹介され、そのアカウントから「毎週、平均利益が10~20%の優良株を紹介し、皆様の収益向上をサポートします」などのメッセージが届きました。
さらに、個人口座を開設するためのカスタマーサポートを名乗るアカウントから指定口座への入金を指示され、女性は、ネットバンキングを通じて5回にわたり、あわせて220万円を振り込んだということです。
女性は利益分の送金がないことを不審に思い、弁護士とともに警察に相談して詐欺だったことがわかったということです。
警察は、「有名人をかたって投資話を持ち掛ける手口が増えている」として注意を呼び掛けています。