会場は「街なか」そして「屋外」です。
この春、企業などに入った新社会人を対象にユニークな研修会が開かれました。
【野川キャスター】
「広島のまちなか、広島ゲートパークです。大屋根ひろばの下にたくさん人が集まっています。何やらみなさんフレッシュな雰囲気をまとっています」
一堂に会したのは県内の企業にこの春入社した「社員」と県や広島市に採用された「職員」およそ500人です。
官民一体でまちづくりを推進する「広島都心会議」が若いうちから官民連携の意識を高めてもらいたいと企画しました。
【県の新入職員】
「こんなことを最近やるんだと思い非常にびっくりした。(案内の)メールが送られてきた瞬間すごく楽しそうだなと思った」
研修会ではまず、広島で働くことを選んだ理由や広島の好きなところを交えて自己紹介。
その後、グループごとに広島を活性化させるためのアイデアを出し合いました。
【新入社員】
「多様な人と関わることによって、いろいろな視点を得て、それを踏まえて自分が何をやりたいか、何ができるかに生かしていきたい」
【新入社員】
「人の輪を広げて広島県内全体で良くしていけるように意見交換をしていきたい」
<スタジオ>
やっぱり新社会人のうちにいろいろな繋がり、特に自分の会社以外の人と出会うってすごく大切ですよね。
【コメンテーター:叡啓大学・早田吉伸教授】
「そうですね。『薄い繋がり』というのは結構イノベーションに重要だって言われていて、こういった繋がりがあることによって、実はそれが地域の活性化に繋がっていったり、あるいはビジネスのチャンスに繋がっていくっていうことがよくあるんですけども、そういったものが広島にできるって本当に大切ですよね」