島根県内の地域活性化につながる事業を資金面で支援する地域特化型の「クラウドファンディングサービス」が新たに始まりました。地方銀行とメディア企業も事業運営についてアドバイス、地域一体で応援します。
READY FOR株式会社・永島優介さん:
島根の中で挑戦したいんだという方を、この取り組みを通じてひとりでも多く増やしていきたいと思っています。
新たに立ち上げられたのは、地域特化型クラウドファンディングサービス「SHIMANECTION(シマネクション)」です。
松江市に本店を置く山陰合同銀行とTSKさんいん中央テレビが、東京のクラウドファンディング事業者「READY FOR(レディーフォー)」と提携し、設立しました。
島根県内の個人や団体、県内で実施される事業を対象に、地域活性化につながる活動などの資金調達を、インターネットを通じて寄付金を集めるクラウドファンディングを通じて支援します。
寄付の募集期間は最大2か月で、目標額を達成すれば、手数料20%を除いた額を受け取ることができるほか、それぞれノウハウをもつ銀行とメディアから事業の進め方やPRなどについてアドバイスも受けられます。
READY FOR株式会社・永島優介さん:
島根県の中で、活動を大きくしていきたいとか、何かを始めたいとかですね、それを島根県の人たちに対して広げていきたいという方々について、ぜひご相談いただきたいなと思っております。
「レディーフォー」が、各地の地方銀行やメディア企業と提携した地域特化型のクラウドファンディングサービスを提供するのは、島根県が、全国で9例目です。
「シマネクション」の初めての支援案件として、県内の高校生の地域活性化などの活動を支援する「みらチャレ」しまね未来共創チャレンジの活動応援資金の調達が5月12日から始まり、100万円を目標に、7月10日まで寄付を呼びかけます。