様々な事情で義務教育を受けられなかった人の学び直しの場である「夜間中学」。12日、開校に向けた関係者の会議が開かれ、1週間の授業数などの案が示されました。
◆県教委 山田雅文教育長
「学び直しをしたいという方々の思いに応えるというのは、まさに教育の原点であり我々、公教育に携わる者の使命であると考えています」
夜間中学は不登校や家庭の事情で満足に勉強が出来なかった高齢者や外国籍の人などが対象で、県内では2026年4月に大分市で開校されます。関係者による12日の会議では、事務局から、授業数は1日当たり40分を4コマ、1週間で20コマとする案が示されました。
国語、数学、外国語の3科目については、希望に応じて外国籍の人などに向けたコース別の授業を実施する考えです。
また、公募していた学校名については365件の応募があり、今後、事務局が絞り込み、委員会で3案を決定するということです。
生徒の募集は6月に開始する予定です。