ノーベル平和賞の授章式にあわせ、去年、現地を訪問した金沢市の西本多美子(にしもとたみこ)さんが報告会を開きました。
金沢市内で報告会を開いたのは4歳の時に広島で被爆し、県内の被団協の構成団体などで会長を務めた西本多美子さんです。
西本さんは去年12月、日本被団協のノーベル平和賞授章式に合わせ、現地を訪れました。西本さんは、ノルウェーの国会議事堂で国会議員を前に自身の被爆体験を証言したことなど写真と共に報告しました。
西本さん:
「被爆の実相をみなさんに知ってほしい。(ノルウェーの)議員さんたちが初めて証言聞かれたんだと思うんですね。身を乗り出すようにして食い入るような目で話を聞いて下さりました。一人から何人にも拡散されていくこれが世論になっていきますから。」
この報告会は今後、県内各地で行われる予定です。