ウクライナのゼレンスキー大統領は5月10日、イギリスなどヨーロッパ4カ国の首脳と会談し、各国首脳はロシアに対し、「30日間の無条件の停戦」を受け入れるよう求めることで一致しました。
ゼレンスキー氏は10日、イギリス、フランス、ドイツ、ポーランドの首脳を首都キーウに招いて会談し、その後、5カ国の首脳でアメリカのトランプ大統領と電話で協議しました。
5カ国の首脳は、アメリカが提案する「12日から30日間の無条件停戦」をロシアに履行するよう求めることで一致し、応じない場合は、追加制裁やウクライナへの軍事支援を強化する方針を確認しました。
ゼレンスキー氏は「重要なのは制裁圧力を伴う停戦、防空能力の強化、国際的な防衛支援と援助の拡大だ」と強調しました。