炎をテーマにした日本画を手掛けている女性アーティストの個展が10日から、秋田県潟上市で始まりました。
ゆらゆらと幻想的に揺らめく炎…
作品を手掛けたのは宮城県出身の画家日野沙耶さんです。
高校生の時から日本画を制作してきたという日野さんは、2024年度まで、秋田市の秋田公立美術大学に勤めていて、県内で個展を開くのは2回目です。
日野さんは近年、炎をテーマにした作品を多く手掛けていて、会場には15点が展示されています。
初日の10日は日野さんによるトークイベントが開かれ、作品のこだわりなどについて「結構粗い粒子が絵に載っているが、これは岩絵具というもの。炎の美しさだけではなく、ちりになっていくところの美しさを表現できるかなと思って今回入れてみた」と語りました。
この展示会は、潟上市のギャラリーブルーホールで、10月25日まで開かれています。