2026年度から半導体を学ぶ科目を導入する岩手県北上市の黒沢尻工業高校が5月9日、県内の半導体関連産業の協議会と人材育成のための連携協定を結びました。
黒沢尻工業と協定を結んだのは、いわて半導体関連産業集積促進協議会 IーSEP(
アイセップ)です。
9日は柴山耕一郎会長が黒沢尻工業を訪れ、村上智芳校長と協定書を取り交わしました。
黒沢尻工業では、2026年度から県内の高校で初めて半導体に関する専門的な知識や技術を学ぶ科目を、授業に取り入れることにしています。
今回の協定で協議会では技術者の講師を派遣したり、4月に北上市内に開所した半導体人材育成施設「I‐SPARK(アイスパーク)」を活用したりして、高校生に半導体の技術を伝えることにしています。
黒沢尻工業の生徒
「半導体の会社に就職しようと思っていて、キオクシアと組むとは思わなかったのでびっくりした」
「日本を支えていくのが感じられ、良いなと思った」
協議会では高校生が将来、半導体の生産現場で活躍する人材として育つことを期待しています。