太平洋戦争などに従軍し命を落とした人たちを悼み平和を願う戦没者追悼式が福山市で営まれました。
福山城公園で営まれた福山市戦没者追悼式には遺族会の関係者や市民などおよそ200人が参列し、はじめに全員で戦没者に黙とうを捧げ、献花台に花を手向けました。
福山市によりますと、1937年以降の日中戦争や太平洋戦争に従軍するなどした戦没者は8068人いるということです。
この追悼式は2022年から行われていますが遺族会によりますと、戦後80年が経ち、戦禍の記憶を後世に伝えることは難しく課題となっているということです。
【福山市遺族会・孫・曾孫代表:末信陽菜さん】
「恒久平和について考える機会を頂いて、私たち世代の若者もそうですし、私たちより若い世代にもしっかり平和について考える機会をもらうことが大切だと思いました」