愛媛県新居浜市は空き家率が22.5%と全国に比べ高い水準。しかし「空き家は負債でなく資産」。リノベーションしたお試しの移住施設が9日にお披露目されました。

お試しの移住施設として再スタートを切ったのは、新居浜市清水町の築40年の木造2階建て住宅です。全国空き家アドバイザー協議会新居浜支部が、市内への移住を検討する人に向け、5年程前からの空き家をお試し移住の施設としてリノベーションしました。

延べ床面積は113平方メートル。1階には16畳のリビングダイニングや土間のキッチンなど。リビングは壁を極力取り払い、柱をむき出しにすることで開放感ある現代的なデザインに生まれ変わっています。また2階は6畳の居間と8畳の寝室があるほか、外には屋根付きのテラスを設置。施設は数日間滞在でき、利用料は無料ということです。

新居浜支部・田中政守事務局長:
「有効活用して空き家が地域の負債でなく資産であることを理解していただければ。老若男女問わず、県外から新居浜市に移住したいと考えてる方に利用していただきたい」

全国空き家アドバイザー協議会新居浜支部は、施設の利用者を募集していくとしています。

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テレビ愛媛
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