北海道・新冠町の牧場で4日、“小さいおじさん”が歩くような奇妙な映像が防犯カメラが捉えられた。2本足でテケテケと歩く白い影に、撮影者も「心臓が口から出そうだった」と驚いたという。
その映像にSNSでは都市伝説を連想する声が相次いだが、後に真相はカメラの至近距離に映り込んだ「クモ」だったことが判明した。
牧場のカメラに謎の小さなおじさん出没
北海道・新冠町の牧場で4日午前2時前、馬小屋で撮影されたのは、世にも奇妙な光景だった。
撮影者は映像を見て、「足が出てきてテケテケテケって歩き出したから、ドッキドキして、心臓が口から出そうだった」と語っている。

映像では、2本の足のようなものをはやした白い姿が不気味なほどゆっくりと現れたかと思えば、突然テケテケと早歩きを行ってきた。
撮影者は、「動きがあまりにもコミカルだったから、小さいおじさんっぽく見えた」とその姿に有名な都市伝説が頭に浮かんだという。

まさか、まことしやかに語られる中年男性風の妖精のような存在、“小さいおじさん”をカメラが捉えたのだろうか。
大バズり!撮影者が突き止めた正体はクモ
映像をSNSに投稿すると、再生数が45万回を超えた。騒然とするコメント欄にも「小さいおじさんですね!」と“あの名前”が書き込まれた。

しかし、正体は2日後にあっけなく判明する。撮影者が防犯カメラを確認すると、レンズの前に無数の白い糸がみられたのだ。取材班が正体は何だったのかと尋ねると、撮影者は「昆虫のクモが映ったのかなと…」と語っている。
(「イット!」 5月8日放送より)
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