岩手県八幡平市では5月8日、見ごろとなったサクラと雪の回廊を目当てに多くの観光客が訪れていました。
晴れ渡る空の下で咲く満開のサクラ、八幡平市のさくら公園では8日、雄大な岩手山とサクラを同時に楽しむ人の姿が見られました。
その八幡平市と秋田県を結ぶ八幡平アスピーテラインの雪の回廊は全長27Kmと日本一の長さを誇ります。
福永一茂アナウンサー
「溶けて1mほど低くなりましたが、アスピーテラインの雪の回廊はまだまだ楽しめます」
この冬は雪が多かったため、最も高いところは7.3mと2024年よりも1.3m高くなったということです。
8日は平日にもかかわらず多くの人が雪の回廊を楽しんでいました。
北上市から来た人
「毎年楽しみにしていて、いつも見に来ている。(桜は)すごくきれいでした。満開だったので来てよかった」
名古屋から来た人
「名古屋から来ました。雪の壁があるというのを見たので、訪れてみたいなと思いまして(来た)」
八幡平市観光協会 海藤美香さん
「この時期に桜と雪の回廊を一緒に同時に楽しめるのは世界でもここだけ。ぜひこの景色をたくさんの人に見てもらいたい」
観光協会によりますと雪の回廊は5月いっぱい楽しめるということです。