古民家や空き家を宿泊施設や飲食施設に改修し、街全体でおもてなしをする取り組みが平戸市で6月に始まります。
イタリア語で「分散型の宿」を意味する「アルベルゴ・ディフーゾタウン」とは。
江戸時代に建てられた米蔵がおしゃれな宿泊施設に生まれ変わりました。
こちらは樹齢200年を超えるクロマツの柱や梁をそのまま使った「THE 曜(テラス)」
2つの客室や総合受付があります。
平戸市が新たな観光対策として打ち出した「アルベルゴ・ディフーゾタウン」はイタリア語で「分散型の宿」を意味します。
街全体を一つの宿と位置づけ、古民家や空き家を改修した施設に宿泊し、朝食や夕食を別の施設で取るなどして、市民との会話を楽しんだり、街の日常に触れることができるのが魅力の一つです。
黒田成彦 市長
「平戸の港、城下町という風情を残しつつ、新しい観光の拠点になって、アルベルゴ・ディフーゾタウンの考え方に共感する民間事業者が放射状に広がっていければ」
平戸市内に整備された合わせて6つの施設は6月2日にオープンします。