前の庁舎の老朽化に伴い建設が進められていた高畠町役場の新庁舎が完成し、7日朝、開庁式が行われた。

高畠町の前の庁舎は、築50年以上が経過して老朽化が進んでいたことから、2023年から新庁舎の建設が進められてきた。

7日朝、完成した新庁舎での「仕事始め」にあわせて開庁式が行われ、高梨忠博町長のあいさつに続き、テープカットで開庁を祝った。

新庁舎は、鉄筋コンクリート・一部鉄骨造の3階建てで、延床面積は約5650平方メートル。
「町民に寄り添った環境にやさしい安全・安心な庁舎」が基本理念で、高畠産のスギを生かした温かみのある庁舎となっている。

また、町民窓口をワンフロアに集約して利用者の利便性向上を図るほか、非常用の発電設備もあり、防災拠点としての機能も備えている。
午前8時半から業務が始まると、職員たちは初めて庁舎を訪れた町民に丁寧に対応していた。

(訪れた町民)
「以前は窓口が2階にあったり、配置がコの字型だったりしたが、新庁舎は平らに一列になっているのでわかりやすい」

(高畠町・高梨忠博町長)
「まちづくりの中心・核として役割を果たしていければいい」 

今後は、前の庁舎の解体工事が2026年2月まで行われ、跡地は駐車場として整備される。

さくらんぼテレビ
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