勝山市にある平泉寺白山神社では、5月23日から33年に一度の「御開帳」が執り行われます。これを記念した弁当を、市内の野向町の住民らが作り販売することになりました。
勝山市野向町の交流センター「のむき風の郷」の女性たちが作った御開帳記念弁当には、勝山のブランド魚・やまのサーモンを使った炊き込みごはん、山菜とアユの天ぷら、サトイモのコロッケなど地元の食材を使って手間暇をかけた料理が一口サイズで並びます。
7日は関係者や報道機関を招いた試食会が開かれ、今野アナウンサーが「のむき風の郷」でも人気の四色の昆布巻きをいただきました。
今野真帆アナウンサー:
「う~ん。どれもしっかり丁寧に味がしみ込んでいるので、味のまとまり一体感がすばらしい。これはおいしい」
のむきの会の宮塚さんは「平泉寺は野向町から離れているが、同じ勝山市民として盛り上げていきたい。特に今回の御開帳はたくさんの人がお見えになるということで昼食難民が出るかもしれない。それならお弁当を作りたいと思った」。のむきの風の郷の浅井さんも「食べてもらって『おふくろの味』を感じてもらいたい」と話しています。
33年に一度の御開帳を、住民を上あげてもてなそうという機運が高まっています。
<御開帳記念弁当>
▼5月23日から25日まで、1日限定100個、税込み2000円で販売
▼注文締め切りは16日(二次元コードから、もしくは野向町コミュニティセンターへ電話)