東京・府中市の警察学校で、7日、警察官の職務を事務や専門性の高い技術で支える行政職員の卒業式が行われました。
警察学校を7日に卒業したのは、警察業務を事務だけでなく鑑識技術や通訳など、専門性の高い分野で支える警察行政職員の116人です。
スペイン語の通訳職として配属になった森弘春香さんは「誰かを助けることや治安を守ることに語学の壁があってはならない。そのためにも日々精進します」と意気込みを語りました。
そんな卒業生たちにむけ迫田裕治警視総監は「自分が警視庁の原動力であるといった信念を持って、都民のために大いに活躍されることを願っています」と激励を送りました。
卒業式後の行政職員らはおよそ1か月寮生活をした仲間と共に、お世話になった教官と熱い握手を交わしながら涙を流し、暖かい拍手で都内の警察署など50以上の配属先へと見送られていきました。