アメリカの中央銀行にあたるFRB(連邦準備制度理事会)は7日、3会合連続で政策金利を据え置く決定をしました。
FRBは声明で「経済の見通しに関する不確実性はさらに高まっている」などと指摘し、3会合連続で政策金利を据え置くと発表しました。
トランプ大統領は繰り返し利下げを求めていましたが、関税措置によってインフレの再燃などに懸念も強まる中で、経済への影響を見極める考えです。
パウエル議長は記者会見で、関税措置が継続された場合には「インフレ率の上昇、経済成長の減速、失業率の増加を引き起こす可能性がある」との認識を示しました。