ILC=国際リニアコライダーの誘致に向けた2025年度1回目の岩手県の推進本部会議が開かれ、6月に大阪・関西万博でPR活動を行うことなど2025年度の取り組み内容が確認されました。
5月7日の会議には県の各部局長など20人あまりが出席しました。
ILC=国際リニアコライダーは宇宙誕生の謎に迫る実験施設で、岩手県と宮城県にまたがる北上山地が建設候補地となっています。
会議では、2024年度にILC実現に向けた予算措置を国へ要望したことなどが確認され、「ILCに対する世界的な議論をリードするため国民的な機運醸成を図ることが必要だ」との認識が共有されました。
達増知事
「県をあげ、また県民力を合わせてILC実現に向けて進めてまいりましょう」
会議では国民の理解を深めるため、6月に大阪・関西万博の東北6県合同のブースで、ILCのPRを行うことも確認されていました。