岩手県大船渡市で発生した大規模な山林火災を受け、市議会は5月7日、被災地の復旧・復興に向けた調査や提言などを行う「対策特別委員会」を設置しました。

対策特別委員会の設置は、7日に開かれた市議会臨時会で議員からの発議案として提案されました。

発議案では山林火災からの復旧・復興に向けた調査などを行うための対策特別委員会の設置を求めていて、全会一致で可決されました。

対策特別委員会は議長を除く全議員19人で構成され、ふるさとの再生と魅力あるまちづくりに向け、総合的・個別的な調査や研究・提言に取り組みます。

臨時会に続いて開かれた初会合では、委員たちが規約や目的について確認しました。
具体的な調査内容などは今後協議していくとしています。

このほか、7日の臨時会では山林火災の被災者に生活必需品を支給するため、350万円余りを盛り込んだ補正予算案を全会一致で可決しました。

住宅が全壊または半壊した60世帯172人を対象に寝具などが支給されるということです。

岩手めんこいテレビ
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