岩手県大槌町の吉里吉里海岸海水浴場が「安全で誰もが楽しめる優しいビーチ」であるとして、国際的な環境認証「ブルーフラッグ」を取得しました。県内では2カ所目です。

ブルーフラッグは、水質や安全性などの33項目について厳しい基準を満たしたビーチなどに国際的な環境団体が与える認証で、世界の約5000カ所が取得しています。

吉里吉里海岸海水浴場は、東日本大震災で被災し2014年まで閉鎖していましたが、再開後は津波避難訓練などを実施し安全面を強化しました。

県内では陸前高田市の高田松原海水浴場に続き2カ所目となるブルーフラッグを4月10日付で取得しました。

穏やかな海と白く美しい海岸線が特長で、砂浜を歩くと「キリキリ」と音が鳴る「鳴き砂」が地名の由来とも言われています。

ブルーフラッグの取得を受け大槌町の平野公三町長は「世界的な認証を受けてうれしく思う。海の魅力を未来へつなぐよう取り組んでいきたい」とコメントしています。

吉里吉里海岸海水浴場の2025年の海開きは7月下旬ごろを予定しています。

岩手めんこいテレビ
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