デング熱など蚊が媒介する感染症の対策に生かそうと、仙台市で蚊の生息状況調査が始まりました。

仙台市では、蚊の活動が活発となる前の毎年5月から蚊の生息状況調査を行っています。5月7日は仙台市内6カ所の公園で調査が行われました。調査では「8分間人間おとり法」と呼ばれる方法が用いられ、調査員が茂みの中で8分間じっと立ち、蚊をおびき寄せていました。

仙台市健康福祉局 鈴木花津感染症対策課長
「早朝から日中、夕方にかけて茂みの近くなどで、蚊が発生することが多いので、そういうところにいる人、作業される人は長袖長ズボンや蚊の忌避剤などを使い、蚊に刺されないように注意いただければ」

仙台市では11月まで調査を続ける予定です。

仙台放送
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