8月に宮城県石巻市で開かれる「石巻川開き祭り」の概要が決まりました。祭り2日目の花火大会は去年より規模を大幅に縮小するということです。
5月7日は実行委員会が今年の計画を協議し、102回目となる今年は8月1日から3日間の開催と決まりました。
石巻川開き祭りは北上川の改修に尽力した、川村孫兵衛の功績を称えるとともに、川や海での犠牲者を弔う、石巻市で最大級の夏のイベントです。「孫兵衛船競漕」という手漕ぎボートのレースや花火大会などが行なわれ、毎年多くの人でにぎわいます。今年の花火は祭りの2日目に実施されますが、7日の実行委員会で規模を大幅に縮小することが決まりました。
実行委員会によりますと、去年、花火の燃え残りによる物損トラブルがあったためで、安全面への配慮などから、去年の約5分の1となる3000発に減らし、会場も開北地区から6年ぶりに市中心部の中瀬に移すということです。
石巻川開き祭り実行委員会 青木八州会長
「スケールダウンは否めない。トータルでお祭りをみんなで楽しんで、みんなで盛り上げてもらえれば」