5月6日は幕末に旧幕府軍と新政府軍が戦った宮古港海戦があった日です。
岩手県宮古市では地図を頼りに海戦ゆかりの地を巡る「ロゲイニング」と呼ばれるイベントが開かれました。
「ロゲイニング」は地図を頼りに指定された場所を回り得点を競う、観光とスポーツをミックスしたイベントで、6日に宮古市で開かれた「宮古港海戦ロゲイニング」には10組23人が参加し、幕末に旧幕府軍と新政府軍が戦った「宮古港海戦」ゆかりの地を巡りました。
参加者は徒歩や公共交通機関などで移動。
大砲をモチーフにした記念碑や、新政府軍の犠牲者が埋葬されている墓など指定された9つのポイントを回り写真を撮ることで得点が入ります。
このうち宮古港を一望できる臼木山にある「宮古港海戦解説碑」には、戦いの詳しい内容が記されていて、参加者たちは足を止めてしっかりと歴史を学んでいました。
参加者からは「楽しかった。5カ所(回った)。海がきれいだった」「新しい発見、歴史も学べたし、それ以外に地域の特徴も勉強できたのでとてもいい時間だったと思う」などの声が聞かれました。
イベントを主催した宮古市では、今後も楽しみながら地域の歴史を学べる催しを企画していきたいとしています。