ゴールデンウイークの最終日の5月6日、岩手県内の行楽地はにぎわいを見せていました。その中でも神子田朝市は何でもそろう朝市とあって活気に満ちていました。
盛岡市の台所として知られる神子田朝市には6日、約100の店が並んでいて、この季節の目玉は採れたての山菜です。
訪れた人たちはワラビやタラノメなどの旬の味を品定めしながら買い求めていました。
一方盛岡地方気象台によりますと、6日の盛岡の最低気温は8.4度と肌寒く、スープで体を温めようと郷土料理の「ひっつみ」の店には行列ができていました。
奥州市から来た人は「(ひっつみは)うまかったです、温まりました。(朝市は)活気があって良かった」と話していました。
また一番の盛り上がりを見せたのは「野菜の詰め放題」です。
制限時間は90秒で、参加費は小学生以下が100円、それ以上が200円。
野菜の価格が高騰していることもあり、参加した人たちは真剣な表情で詰め込んでいました。
参加した人は袋を見せながら、「いっぱい取れてうれしかった」と笑顔で話していました。
神子田朝市によりますと、ゴールデンウイークは一年の中でも彼岸と並んで最もにぎわう時期で、6日は2000人余りが訪れたということです。