3日、青森県の津軽地方で響いた謎の音。
広い範囲で響いたという地鳴りのような音は、何が原因だったのでしょうか。
謎の音が響いたのは、3日午前9時過ぎ。
男性が猫のごはんタイムに入ろうとした瞬間でした。
約7秒間にわたって聞こえる衝撃音。
音がし始めると、猫も辺りをキョロキョロしています。
この映像が撮影されたのは、青森・平川市の宿泊施設。
ここから約4km離れた場所にいた人も、謎の音を耳にしていました。
猿賀神社・山谷聡禰宜:
ドーン!という音がして。ただ地震のようにその後揺れることはなく、スッとおさまったような感じ。
服飾店関係者:
(シャッター揺らしながら)こんな感じ、こんな感じでなったから。誰か外で「早く開けて」って意味でやったと思ったらそうじゃなかった。
さらに平川市の隣、弘前市でも謎の音が響いていました。
謎の音がした直後の様子を記録した、弘前市にある温泉施設の映像。
音声はありませんが、緑色の服を着た従業員が外の様子を確認しに行っています。
当時の状況について、白馬龍神温泉の山形浩樹営業部長は、「お客さまが『ドン!という音がして、天井の水滴がいっぺんに落ちてきた』、それと『大浴場に張ってあるお湯が揺れていた』と」と話します。
ネット上では、青森市や日本海側のつがる市など、広い範囲で報告されている謎の音。
発生元として考えられるのが、地震や火山活動などの自然現象。
さらに、戦闘機などによる衝撃音です。
しかし青森地方気象台は、地震や火山活動に関連した情報はないと回答。
また、青森県内の自衛隊やアメリカ海軍はいずれも、謎の音がした時間帯に飛行や訓練はしていないとしています。
津軽地方に響いた謎の音。
その発生源はまだ明らかになっていません。