八代地域ではイグサの生育を促すための先刈りが行われています。

500年以上前から畳表の原料となるイグサが栽培されている八代地域、作付面積は全国の9割以上を占め国内一の生産地です。

その八代地域では6月下旬から始まる収穫を前に、イグサの先刈り作業が行われています。

先刈りは、いったん成長したイグサの新芽を刈り取ることで、その後に出てくる新しい芽の成長を促進させるもので、上質なイグサをつくるうえで欠かせない作業です。

八代市鼠蔵町の江嶋 久さんは息子の奎人さんと水田を何度も往復しながら〈ひのみどり〉という品種のイグサの先端部分を機械を使って刈り取っていました。

高さ約45センチに刈り取られたイグサはこれから一気に成長し6月下旬の収穫ごろには1メートル50センチ以上に成長するということです。

テレビ熊本
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