GW期間中、賑わいを見せているのが、大阪・関西万博。

5月に入ってからは連日10万人以上が訪れています。

その会場に6日からは富山県南砺市のブースが置かれ「井波」の技をPRです。

GW最終日の大阪・関西万博会場はあいにくの天気となりましたが、国内外の観光客で賑わいました。

その会場の一角、「Future Life Village」には、富山県南砺市の井波彫刻や石川県の九谷焼、岐阜県関市の刃物など、中部の5つの地域による合同の出展ブースが設けれました。

*リポート
「こちらのブースでは龍のギターに天神様の彫刻に触れられるだけでなく、彫刻で出た木のけずりかすの香りを嗅ぐことができます。いい香り!」

富山県南砺市からは龍のギターや獅子頭など4つの井波彫刻が展示され、訪れた人はひのきの削りかすを手に取るなどして楽しんでいました。

*観光客
「いい匂い」
「普段したことないのでいい体験だった」
「すばらしいと思った。時間があれば現地に行ってみたい。きっといい佇まいの街並みが広がっていると展示から感じたので」

今回の展示のテーマは「未来の観光」。

会場には各地の伝統工芸の制作過程をVRゴーグルで体感できるコーナーや、おすすめの観光プランを提案してくれるAIコンシェルジュもありました。

*南砺市ブランド戦略部 岩倉竜矢さん
「南砺市ならではの文化に改めて気付かれるお客さんが多く、手応えを感じている。南砺市に来て彫刻師に作品を作ってもらったり、体験してもらいたい」

南砺市のブース出展は今月12日までです。

富山テレビ
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