広島県内の夢や目標に向かって頑張る子どもたちを応援夢キラリ。今年3月に行われた全国高等学校柔道選手権大会の個人戦女子48kg級で3位入賞を果たした広島皆実高校柔道部 富田伊央莉さん(高2)です。

―今回の大会を振り返ってどうですか?―

選手権の準決勝はインターハイの準決勝で負けた相手です。インターハイは手も足も出なかったというか、何もさせてもらえなかったのが、今回の選手権は投げることができそうだったり、惜しい部分があったりしました。

インターハイと同じ指導差2つの僅差負けをしたんですが、少し自分が成長してるんじゃないかなって思う部分はあったので、そこがインターハイと違ったかなと思います

―いま、どんな課題に取り組んでいますか?―

いつも寝技に頼っているので、立ち技で一本や技ありを取ることができるような技を作ることです。しっかり「釣り手」と「引き手」を持って、足技を出してから担ぎ技に入ることや相手の体勢を崩してから技に入ることを心がけて練習しています。一本が取れなくても相手の体勢が崩れて寝技にも入りやすかったりするので、釣り手と引き手の2つを持つことが大事だと思います。

―常に心にとどめている夢きらめく言葉はありますか?―

「試合を楽しめ」で大学で柔道をしている兄から言われました。「絶対に負けられない!勝たないといけない!」という気持ちでずっと戦っていたんですけど、兄からそれ言われた時に「確かに」と思いました。練習の時にも楽しいと思っている時に結構うまくいってたりするので、だったら楽しんだ方がいいんじゃないかって思うことで動きが変わったと思います。
恩返しできるように日本一を獲りたいです。

―将来の夢について教えてください―

柔道は階級で、減量があったりするので、栄養の講習会とかを受けてみて、管理栄養士に少し興味があります。

テレビ新広島
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