福岡厚労相は太平洋戦争の激戦地パラオのペリリュー島を訪問し、パラオ政府と遺骨収集を加速化させることで合意しました。
パラオのペリリュー島では日本人約1万人が犠牲となり、今も多くの遺骨が残されているとされています。
2024年、アメリカ国立公文書館などの資料をもとに現地調査したところ「集団埋葬地」が確認され、これまでの遺骨調査では19柱相当の遺骨が確認されています。
福岡厚労相は5日、パラオ政府の遺骨収集を担当する大臣と会談し、2026年度は毎月遺骨収集団を派遣することへの協力を求めました。
また、早ければ2027年度までに集団埋葬地での遺骨の収容作業を概ね終えることを目指し、連携を強化することで合意しました。