2日に就任した秋田県の神部秀行副知事と谷剛史副知事が秋田市で記者会見に臨みました。神部副知事は「経験を生かして課題解決を」、谷副知事は「県庁内の改革で力を発揮したい」とそれぞれ意気込みを語りました。

「再任ということになったがお仕えする知事も変わった。2回目の新任という気持ち。新しい気持ちで県民生活の安定、本県の発展に力を尽くしていきたい」と話したのは、2日に就任した神部秀行副知事(62)です。佐竹前知事のもとで2021年から4年間、副知事を務めました。

神部秀行副知事:
「鈴木知事から『継続していかなければならないこともたくさんある』という話もいただいた。県庁の中でガバナンス、マネジメントをしっかりしないと力を発揮できない。そういった面でこれまでの経験を生かしてその力を発揮してくれないか、という話だった」

一方、新たに就任した谷剛史副知事(42)は総務省出身で、これまで県の総務部長を務めていました。鈴木知事は庁内の改革に期待を寄せています。

谷剛史副知事:
「今のところ2つあって、庁内の働き方改革をしっかり進めていく。これまでもここ1、2年の間は働き方改革は進めてきたが、引き続き進めていく。もう1つは働き方改革にとどまらず庁内の意識改革も知事と問題意識は共有している。できる限り議論をして政策をつくっていくことをしっかりやっていきたい」

神部、谷両副知事の任期は2029年5月1日までの4年間です。

なお県は、総務部長に伊藤政仁総務部次長兼自治研修所長を起用する異動をあわせて発表しています。

秋田テレビ
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