秋田市で2日に風力発電の風車のブレードが落下した事故で、経済産業省は3日、現場の調査を行いました。
2日午前、秋田市の新屋海浜公園にある風力発電の風車のブレードが落下し、現場の近くでは80代の男性が倒れた状態で発見され、その後、死亡が確認されました。
事故を受け、電力の保安業務を監督する経産省の職員が3日、現場の調査を行いました。
調査では、落下したブレードや風車の状態を確認したほか、風力発電会社の担当者に日ごろの管理体制や、点検の状況などを聞き取ったということです。
風力発電会社 盛高健太郎代表:
「地域の方々に安心して暮らすことに不安を感じさせてしまっている可能性が高く、一番申し訳ない」
風力発電会社は、事故が起きた風車についている残りのブレードについて、近く、撤去することにしています。