2025年3月にオープンした、名古屋市東区の「朝ノしぐれ」は、朝食の専門店です。豪華な朝食が人気を呼んでいます。
■食材にこだわったまるで“旅館のような朝食”
「朝ノしぐれ」は朝食の専門店で、SNSで話題になっています。

夜営業の貝料理専門店が朝7時半から始めた店で、まるで旅館の朝食のような豪華なメニューは、思わず写真を撮りたくなります。
客:
初めてです、こんな豪華な朝ごはん。
メインの焼き魚は、特製のタレに漬け込んだ銀鮭か…。

1.5キロ以上の脂ののったものを厳選した銀鱈の2種類から選ぶことができます。

そして、あさりの出汁を使用した手巻きのだし巻きたまごに…。

名古屋市西区の豆腐店から取り寄せた、くみ豆腐も。

また、愛知県西尾市の養鶏場の卵を使った自家製醤油の漬け卵黄に…。

ナカモの味噌を使った赤だしの味噌汁。

東海地方の食材にこだわった定食です。
■客「夢中になって食べてました」…魚は炭火で目の前で
特に魚の評判が高く、炭火を使って遠赤外線効果でじっくりと目の前で焼いて、焼き立てを提供してくれます。

2人組の客:
うまい。おいしい。めっちゃうまくない?この鮭。
めっちゃおいしい、マジで。
客:
夢中になって食べてました。すごくおいしいです。鮭のハラミが特においしくて、あっという間に食べちゃいました。
■土鍋で炊き立てを提供するごはんへのこだわり
そして、ごはんもお客さんに絶賛されています。

2人組の客:
お米めっちゃおいしい。
うま!おいしい。
客A:
ごはん、めちゃくちゃおいしいです。キラキラして。
客B:
おいしいし、香りもいいです。
ごはんもこだわりが強く、土鍋で炊くためだけにブレンドされたお米を2時間水に浸し、炊き上げています。

常に炊きたてを提供したいということで、時間にもこだわっています。
朝ノしぐれの細川恵次郎さん:
(炊き上げて)蒸らしが10分ぐらい、そこから20分ぐらいでもう使えないかなという感じです。じゃないと意味がないなと思っているので。
時間が過ぎて提供できないごはんは、まかないにしているということです。
■豪華定食は2200円も店「忙しくないと儲けがない」
土鍋ごはんは1杯までおかわり無料です。メニューは銀鮭定食と銀鱈定食の2種類のみで、いずれも2200円です。

客C:
モーニングにしては高いですけど、量がしっかりしているので、高いとは思わない。
客A:
これだったらお値打ちなのかな。たまに来たいなと思います。
食材はもちろん、調味料にもこだわっているので、材料費が高くつくということです。
朝ノしぐれの細川恵次郎さん:
1つ1つの作業をこだわっているので、忙しくないとなかなか儲けがないというのが正直な話。7時半から12時までずっと満席で忙しくできれば、なんとか利益がとれるという感じでやっています。
営業は朝7時半から午後1時30分までです。土日はかなり混み合うということで、平日の利用がオススメだということです。
(東海テレビ)