鳥取市の小中学校では連休のはざまの平日が休みになっていて、子どもたちは8連休を過ごしています。この貴重なチャンスに、子どもたちは様々な体験をしたようです。
大きな白いゴーグルと巨大な手袋をつけ、宇宙飛行士の船外活動をバーチャルで体験しています。
鳥取市の鳥取砂丘こどもの国では、ゴールデンウィークに合わせて「バーチャル宇宙体験」のイベントが開かれています。
最新のVR技術を使って宇宙飛行士になりきり、挑戦するのは、カプセルに入った「からあげ」を宇宙空間から投げ、より多く地球に届けるユニークなミッションです。
子どもたちは腕を大きくふり、バーチャルな無重力空間から、「からあげ」のカプセルを投げました。
児童:
結構浮いていて、色んな星が見られて楽しかった。唐揚げを投げるのが結構難しかった。
児童:
実際には宇宙じゃないけど、宇宙感覚が楽しめて楽しかった。宇宙飛行士になりたいと思っています。
また会場には、自分で作ったゴーグルにスマートフォンを取り付け、VRで宇宙旅行や月面探査を体験できるコーナー、風船ロケットをつくる工作コーナーもあり、子どもたちは、はるかかなたの宇宙を身近に感じているようでした。
この体験イベントは、4日まで開かれています。
一方こちらは…。マイクの前で軽快にトークするのは小学生たち。
鳥取市役所にあるコミュニティFM局のスタジオで、ラジオ番組の生放送を体験しました。
今回は特別ゲストとして4人が出演し、生放送ならではの緊張感を感じながら代わる代わるマイクに向かいました。
パーソナリティー:
さあ聞こうか、君にとってのラジオの魅力とは何ぞや!どうぞ!
参加した児童:
みんなと仲良くわいわいトークができるところ!
鳥取市では、このゴールデンウィークに子どもたちに学校ではできない体験をしてもらおうと、小中学校を4月30日から2日までの平日の3日間を休業に。
「やってみようでー」と銘打って市内の様々な施設で子ども向けの体験イベントを用意しました。その一つがこのラジオの生放送体験です。
初めは緊張気味だった子どもたちも、時間とともに慣れてきた様子です。
児童:
楽しかった。最初はちょっとドキドキしたけど、途中からワクワクしてきた。
児童:
特別な感じがして良いと思った。ラジオの魅力を知ることができてよかったと思います。
鳥取市秘書課広報室・大塚愛子企画員:
「やってみようでー」では、いろんな体験をFM鳥取に限らずやっているので、いろんなことを体験しながら自分が将来どんなことをやってみたいかなと思う時の参考にしてもらいたいなと思います。
子供たちにとって「やってみてよかった!」と思える貴重な体験となったようです。