2日の山陰地方は天気が回復し、すがすがしい陽気となりました。山々も緑まぶしい季節となり、山陰の人気スポットもその美しさを増しています。
新緑のまぶしい季節を迎えた大山。午後には天気が回復し、青空が戻った中、大山寺に続く参道でもまさに「目に青葉…」この時期ならではの景色を楽しむ観光客の姿がありました。
観光客:
「緑がすごくきれいで久しぶりに参道を歩きました」
「大山寺まで行ってきました。東京では、こういう緑を見ないので新鮮でした」
雨上がりの木々に初夏の日差し…。
日中の気温は、平地で18℃前後と過ごしやすい陽気に恵まれました。大山ではこれから夏に向けさらに美しさを増しそうです。
一方、こちらは大田市温泉津町のお寺…。
色とりどりの花が見頃を迎えているのは、高野寺の「千本ツツジ」です。
高野寺は約1200年続く真言宗の古刹で、本堂まで続く200段ほどの石段沿いに植えられたツツジの姿は壮観です。
種類も多彩で淡い紫色の小さな花を咲かせるクルメツツジ。
赤く小さい可憐な花のキリシマツツジなどが、参拝客の目をひいています。
標高約300メートルにある高野寺は、平地より気温がやや低いため開花の時期が遅く、6日の週には満開を迎えるということです。
5日には恒例の「つつじまつり」が開かれ、季節の花に誘われてにぎわいそうです。
3日からの4連休。山陰地方は天気が小刻みに変化する予報で、3日の日中と5日は行楽日和となる一方、最終日の6日は低気圧の影響で雨が降る見込みです。