愛媛県松山市で来年4月北条高校と松山東高校の通信制が統合し、北条清新高校がスタートします。この高校の校歌と校章が完成し1日に公表されました。校歌は東京藝術大学を首席で卒業した作曲家と、松山東高出身のショートショート作家が作りました。(画像:北条清新高校の校章)
愛媛県によりますと、北条清新高校は午前の授業を中心にした昼間1部と、午後の授業を中心にした昼間2部のいずれかを基本に、希望する科目を受講できる定時制課程、そして通信制課程を同時に設けた県内で初めての新しいタイプの学校です。来年4月に開校に向けて校歌と校章が完成しました。
この学校の校歌を作曲したのは、東京藝術大学作曲科を首席で卒業した作曲家でありピアニストの加藤昌則さん。この春に開校した八幡浜中学校の校歌を作詞した音楽家と多くコラボしている縁で担当になったとしています。作詞を担当したのは、松山東高出身でショートショート作家の田丸雅智さん。「坊っちゃん文学賞」の審査員長を務めています。
校章は北条高校と松山東高校通信制の生徒から募集。学校の周辺が自然が豊かで特に近い海の波をモチーフにしていて、多様な価値観を広く柔軟に受け入れるイメージにしたとしています。
【校歌】
一、瀬戸内 潮香る 胸に光満ちて 静かに微笑む 緑の鹿島
うまくはいかない日々もあるけど そばにはいつでも仲間の笑顔
波は輝き 心は清く 明日へつづく条に いま踏みだす
二、風早 天高く 胸に青葉吹いて 凛々しくたたずむ 高縄山
先が見えなくて くじけそうでも 自分を信じて未来をつむぐ
風はきらめき 心は新た 明日へつづく条を いま生み出す
北条清新高校の定員は、昼間二部定時制課程が80人、通信制課程が300人です。
(校歌は北条高校のHPで聞くことができます)
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