全国でも大分県内でしか栽培されていない畳表の材料、七島イの植え付けが始まっています。

国東市安岐町にある松原正さんの田んぼでは30日に七島イの植え付けが始まりました。

主に畳表の材料となる七島イは一般的なイグサに比べ耐久性に優れているなどの特徴があります。

全国で唯一、国東市だけで栽培されていますが、高齢化が進み、現在生産している農家は6軒だけ。
七島イの苗は形が不規則なため植え付けは機械ではなく手作業で行います。

◆生産者 松原正さん
「手触り、足触り、青い透き通った色、いい香り、使ってもらえれば良さが分かるのでぜひ使ってほしい」

およそ70センチの苗は、収穫予定の7月下旬ごろには1メートル70センチ程まで成長するということです。

テレビ大分
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