静岡市内を走る高速道路のトンネル内でカメラが捉えたのは、息をのむ瞬間です。

赤い軽自動車が壁に激突し、横転したのです。

一体なぜこのような事態になったのか。
映像を巻き戻してみると、撮影者の両側を赤い軽自動車とワゴン車が追い抜くと、何と真ん中の車線に同時に車線変更を始めたのです。

とっさに赤い軽自動車がハンドルを切りますが、車はコントロールを失って壁にドン。
さらにぶつかった衝撃でバックしながら再び壁にドカン！

すると部品が飛び散り、コロンと横転。
車からは、もくもくと白煙が上がっていました。

撮影者はすぐに警察へと通報しましたが、事故の原因については「一つ目は車線変更する際に目視していなかったか、二つ目はやはりスピードが出てたかな。120kmは出てたかなと思う」と話します。

一方、もう1台のワゴン車はというと、気が付いていなかったのかそのまま走り去っていきました。