2025年春、大分県内の大学や短大などを卒業した人の就職内定率は、統計開始以降最も高かった去年と同じ96.9%だったことがわかりました。
大分労働局が2日に発表した内容によりますと、2025年3月末までに県内の大学や短大などを卒業した人のうち2011人が就職を希望し1949人が内定したということです。
就職内定率は、統計が始まった1996年以降で 最も高かった2024年と同じ96.9%となりました。
内定率の高さについて大分労働局は、物価の高騰や円安など不安要素はあるものの多くの企業が人手不足の課題を抱えていて、売り手市場が続いていると分析しています。
また、県内の高校をこの春卒業した人の就職内定率は99.7%で2024年の同じ時期と比べて0.1ポイント上回り過去2番目の高さとなりました。
大分労働局は「今後も教育機関との連携を深めながら きめ細やかな就職支援を行っていきたい」と話しています。