5月1日、岩手県は中部保健所管内の高齢者施設で、ノロウイルスによる感染性胃腸炎の集団発生があったと発表した。
入所者と職員合わせて14人が嘔吐や下痢などの症状を訴えているという。

県によると、4月26日に中部保健所管内の高齢者施設(入所者17人・職員20人)から複数の入所者と職員に嘔吐や下痢などの症状があると保健所へ連絡があった。

調査した結果、4月18日から5月1日にかけて、入所者9人と職員5人のあわせて14人に嘔吐や下痢などの症状があったことがわかった。

糞便検査の結果、症状のある4人からノロウイルスが検出された。

重傷者はおらず全員が回復に向かっているという。

県は感染対策として、調理前や食事前には石けんで十分な手洗いを行うことや、嘔吐をした場合は、部屋の換気を十分に行いながら、マスクやビニール手袋等を用いて片付け、嘔吐した場所や使用した用具を塩素系漂白剤で消毒するなどを呼びかけている。

※中部保健所管内は花巻市・遠野市・北上市・西和賀町

岩手めんこいテレビ
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