５月１日は労働者の祭典、メーデーでもあります。物価の高騰が深刻になる中、岡山市では労働組合が集会を開き、賃上げなどを求めて声を上げました。
（参加者）
「看護師もどんどん減っている。増やしてもらうには、賃金を上げてもらうことが一番」
「コメ代がすごく上がっているので、生活は公務員ですけど厳しいと思う」
集会は岡山県内１３の労働組合からなる県労働組合会議が主催したもので、約３００人が参加しました。２０２５年の春闘で、高い水準の賃上げが実現されたのは大都市の一部に限られ、地方や中小企業では十分ではないという現状を報告しました。そして物価高騰に見合う賃上げを求めて取り組むことを決意する文章を読み上げました。
（岡山県中央メーデー実行委員会 山本泉委員長）
「一人一人が大切にされる社会、働く人、家族、子供たち人権が守られる暮らしやすい社会になればいいと思っている」
集会の後、参加者は岡山市中心部をパレードして賃上げを訴えました。
