ゴールデンウィーク恒例の「有田陶器市」。今年は天候に恵まれたこともあり、初日の人出は「大阪万博」の2倍に迫る約22万人。国内のみならず海外からも焼き物ファンが続々と訪れ賑わった。
未明から会場に焼き物ファンが
毎年、佐賀・有田町でゴールデンウィークに開かれている恒例の「有田陶器市」。2025年は4月29日に開幕。初日は好天に恵まれ朝から大勢の人が訪れた。

陶器市には地元の窯元など約400店が出店。多種多様な焼き物がずらりと並び、品定めする人たちで賑わった。

目当ての品を購入しようと、夜中の1時に車で来たという熱心な焼き物ファンの姿も。駐車場に車をとめるのも一苦労だ。

窯元によって作品の趣はさまざま。値段も低価格のものから高価なものまで幅広く、陶器市の期間のみ限定の掘り出し物を見つけるのも陶器市の醍醐味だ。
佳子さまの有田焼イヤリングが話題に
また秋篠宮家の次女、佳子さまが2024年に佐賀を訪問された際に、有田焼のイヤリングを身につけられていたことが話題に。

有田焼のアクセサリーを手づくりしている店では、陶器市の期間に合わせてイヤリングなどが販売されていて人気を集めていた。
福岡からの来場者:
佳子さまがつけていたピアスとちょっと似たようなものを購入させていただきました。ちょうどあったのでついつい寄って買ってしまいました
初日は「大阪万博」超えの人出
国内だけではなく海外からの焼き物ファンも多い。

ルクセンブルクからの焼き物ファン:
このような素晴らしい祭りを見たことがない。素晴らしい陶器や磁器がたくさんあって楽しい

有田陶器市の初日に訪れた人は約22万人。大阪万博の初日の来場者は11万9000人。天候や交通混雑が影響した可能性もあるが、“大阪万博超え”の人出は「有田焼」の魅力ならではと言って過言はないだろう。
(サガテレビ)