最大11連休となる今年のゴールデンウィーク。観光地でスマホを手に写真を撮る機会も増える中、「思ったように撮れない」と悩む人も多いのではないだろうか。そんな中、プロカメラマンから、子どもをかわいく撮る3つの撮影テクニックを教えてもらった。

プロ直伝!子どもをかわいく撮るコツ

最大11連休となる今年のゴールデンウィークでは、観光スポットで子どもの写真を撮る機会が増える。

取材班が撮影した子どもの写真
取材班が撮影した子どもの写真
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しかし、いざシャッターを切ってみると「見えている感じと何か違う…」という経験をする人も多いのではないだろうか。

そこで今回、石川・金沢市にある「スタジオミヤビ」でプロのカメラマンにスマホで子どもをかわいく撮れる3つのポイントを教えてもらった。

「はい笑って…」よくある間違った撮影スタイル
「はい笑って…」よくある間違った撮影スタイル

カメラマンの吉村康宏さんはまず、「ちょっと中腰で、プルプルするぐらい。その状態で撮ってみましょう」と解説する。

子供の目線の高さに合わせて撮るのが大事
子供の目線の高さに合わせて撮るのが大事

1つ目のポイントは、目線を合わせて撮ることだ。必要なら、さらに中腰よりも低く、寝転がってみるという手もある。

目線をあわせることで表情が見えやすくなった子どもたち
目線をあわせることで表情が見えやすくなった子どもたち

最初は立った位置から子どもたちを撮影しており、目線も若干無理があったものが、寝転がり撮影することで自然な目線の表情を引き出すことができた。

子どもの自然な笑顔を引き出すテクニック

次にカメラマンの吉村康宏さんは2つ目のポイントとして、「カメラの倍率を1.5倍~2倍にズームしてください。実はこの倍率がプロカメラマンもよく使う倍率」と説明してくれた。

倍率で撮ることはプロもよく使う方法で、子どもたちのかわいさも倍以上になる。

1.5倍~2倍にして撮影した子どもの写真
1.5倍~2倍にして撮影した子どもの写真

そして、3つ目のポイントはカメラマンの吉村康宏さんによると、「笑って笑ってと言っていたが、言っちゃダメ」とのことだった。

無理に笑わせるのではなく、楽しく会話をすることが重要だという。

そこで、「ワンちゃんとネコちゃんどっちが好きですか?せーの!」と声がけをして撮影をおこなってみた。

すると2人の少女は照れながら、「ネコちゃ…」「ワンちゃん…」と話してくれた。

さらに「好きなところは?せーの!」と声をかけてみると、少女たちは楽しそうに「みみ~」と声を揃えて笑った。

3つのテクニックを活かして撮影した写真
3つのテクニックを活かして撮影した写真

プロ直伝のワザを参考に、子どもたちのすてきな表情を撮影してみてはいかがだろうか。
(「イット!」 4月30日放送より)

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