岩手県内でも流行が続く「百日ぜき」について、4月27日までの1週間に県内では47人の感染が新たに確認されました。このうち半数以上は10代が占めています。

県によりますと、4月27日までの1週間に県内で確認された百日ぜきの新規患者数は47人で、前の週を5人下回りました。

年代別の内訳をみると、10代が25人と最も多く全体の半数以上を占めています。

また地域別では盛岡市が21人で最も多くなっています。

百日ぜきの累計の患者数は県内では2024年1年間で14人でしたが、2025年はすでに189人となっていて、全数把握が始まった2018年以降の最多を更新しています。

百日ぜきはせきが長引くのが特徴で、子どもを中心に感染し、乳児がかかった場合は重症化して死亡するおそれもあります。

ゴールデンウィークで外に出かける機会が増える人も多いことから、県ではマスクの着用や手洗いなどの対策を呼びかけています。

岩手めんこいテレビ
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