日本一のボタンの生産地として知られる、松江市の大根島で、この時期恒例の「ぼたん祭」が開かれ多くの人で賑わいました。
松江市の大根島は、約20軒の農家が、年間40万本のボタンを栽培する日本一の産地です。
今年も約1週間前から花が咲き始め、直径20センチから30センチほどの大輪の花が、島のあちらこちらで風に揺られています。
4月26日と27日、島では見頃に合わせたこの時期恒例の「大根島ぼたん祭」が開かれました。
メイン会場の市役所八束支所では、生け花が展示され、訪れた人たちは、抹茶を飲みながら観賞していました。
また、会場では、花から抽出した染料で、ストールやハンカチを染める体験会も開かれていました。
参加者:
「濃い色を希望してたので理想通りの色が出ました。愛用したいと思います。やっぱり自分で作ったものなので愛着がわくかなと思いまして、大切に使いたいと思います」
ボタンの見頃は5月上旬ごろまで続くということです。