鳥取県境港市の水産加工会社「海産物のきむらや」で、5月1日からクールビズが始まりました。

オフィスで社員が着用していたのは…沖縄の伝統的な開襟シャツ「かりゆしウェア」です。
2024年夏の記録的猛暑を受け、2025年からクールビズ用の新たな制服を導入しました。

海産物のきむらや社員:
生地がさらさらしていてとっても着やすい、涼しげです。(制服と比べて)着心地が全然違う。

沖縄では、スーツなどと同じ夏の正装として着られている「かりゆしウェア」。
Bリーグの琉球ゴールデンキングスのヘッドコーチも試合中「かりゆしウェア」で指揮を執っています。
「かりゆしウェア」の制服、胸元や襟元には沖縄の妖怪「キジムナー」に「もずく」のワンポイント。ユニークなデザインです。

この会社では、加工用のもずくの仕入れ先として40年ほど前から沖縄と縁があり、実用性とPRを兼ねて「かりゆしウェア」の制服を思いついたということです。

村上遥アナウンサー:
私も着させていただきました。着てみた感じ、軽くて風通しが良いです。身体周りを締め付けないので夏も快適に過ごせそうです。

シャツの裾をパンツに入れない「タックアウト」スタイルで着ることが出来、より涼しく感じられます。

海産物のきむらや・木村美樹雄代表:
働きやすさというところで、かりゆし中にシャツを入れなくても良いし、出したままでもフォーマルな格好になるので社員もこれを着て、沖縄県の良いものを広げていくという思いを実感しながら仕事してもらいたい。

この会社では9月末までクールビズを実施、その後も気温が高い場合には期間を延長することにしています。

TSKさんいん中央テレビ
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