スーツケースに隠し麻薬であるケタミン約5キロを日本に密輸した疑いで、フランス国籍の84歳の男が逮捕されました。
麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたのはフランス国籍のヴィレディ・ジョン・ジョセフ・マリー容疑者(84)です。
警察などによりますとヴィレディ容疑者は4月、営利目的で麻薬のケタミン約5キロをスーツケースに隠し、フランスから福岡空港に持ち込んだ疑いが持たれています。
福岡県警が1回に押収した量としては過去最多だということです。
ヴィレディ容疑者はスーツケースの底を細工しケタミンを隠していて、福岡空港での入国検査で税関の職員が発見しました。
調べに対しヴィレディ容疑者は「スーツケースの中にケタミンという麻薬が入っていることは知りませんでした」と容疑を否認しています。
警察は入手ルートなどをさらに詳しく調べる方針です。