おおい町の底引き網漁で24日、珍しい「金色のヒラメ」が水揚げされ、25日朝から町内の小学校にある水槽で展示されています。
おおい町の大島小学校、児童たちが見つめる先にいるのは、地元の海でとれた全身が鮮やかな金色をしたヒラメ。初めて見るヒラメに児童たちも「初めて見た」と大興奮です。
普通のヒラメと比べると、その違いは歴然です。あまりの珍しさに児童にも見てもらおうと、地元の漁師が学校に持ってきたそうです。
その漁師は「最初ごみかと思った。黄色い袋かなと…10年くらい漁師やってるが初めて」と驚いた様子です。
県海浜自然センターによりますと、この金色のヒラメは生まれつき色素異常を持った個体と考えられ、大変珍しいということです。
「金色なので(縁起がいい)、新しい学期はいいスタートにできそう」と、その神々しい見た目ですでに学校の人気者となっています。