小浜市で1日、「北朝鮮に拉致された日本人救う福井の会」の総会が開かれ、2025年度も問題解決への啓発活動を続けていくことを確認しました。
「救う会福井」の総会には小浜市の杉本市長や嶺南市町の関係者らが出席。初めに
森本信二会長が「拉致被害者やその家族が高齢となり時間がないが、この活動は諦めてはならない。解決に向け大きな声となるように頑張りたい」と協力を呼びかけました。
会では2025年度も、集会や署名活動など問題解決への啓発活動を続けていくことを確認しました。
また、小浜市の拉致被害者、地村保志さんは総会に出席しませんでした。会によりますと、今後は地村さんの負担や年齢に伴う体調を考慮し、これまで地村さんが実施していた小中学生を対象とした拉致啓発講座や、署名活動などを縮小するということです。