ホップの栽培面積日本一を誇る岩手県遠野市で、ビールの新しい醸造所が5月にオープンするのを前に関係者に内部が公開されました。
遠野駅のそばに完成したのはビールの醸造所「GOOD HOPS」(グッドホップス)です。
4月24日は遠野市の多田一彦市長やホップ農家など関係者が集まり完成を祝うセレモニーが開かれました。
運営するBrew Good 田村淳一社長
「私たちはこの場所で遠野の魅力を発信しながら、ホップ生産地である遠野の未来を変えるようなビールを造っていきたいと強く思っている」
醸造所では年間約8万リットルのビールを製造でき、遠野産のホップを主に使用したオリジナルクラフトビールを開発し販売します。
また施設にはビールをその場で味わえる飲食スペースも併設されているほか、ホップの新しい品種の開発や加工技術の研究をする環境も整っているということです。
運営するBrew Good 田村淳一社長
「自分たちで(ホップの)栽培や研究をして単にビールを造るだけではなくて、日本のビールの可能性を広げられる醸造所にしたい」
「GOOD HOPS」は5月17日にオープンする予定です。