神奈川・箱根町で25日にオープンした箱根ロープウェイ大涌谷駅の新展望エリア「ちきゅうの谷」。谷の上へ張り出すガラス張りデッキはスリル満点。
最大11連休となる2025年のGWは、東京のホテル高騰で神奈川や千葉に客が流れ、横浜・野毛山動物園のふれあい体験にも予約が殺到している。
箱根に注目スポットオープン…谷に突き出すガラス張りデッキ
26日からゴールデン・ウィークが始まる。イット!が向かったのは、神奈川・箱根町にある、注目スポットだ。

箱根ロープウェイの大涌谷駅1階と駅前広場がリニューアルし、新展望エリア「ちきゅうの谷」となって25日にオープンする。谷の上に約11m突き出したガラス張りの「息吹のデッキ」は、スリル満点で、自然の雄大さを感じられる。
記者リポート:
せり出したデッキがありますが、近付くとガラスになっているのが分かります。透けて下が見えます。迫力がありますね!先端まで来るとすっかり谷底まで見えます。この場所に来ないと見られない景色があります。
円形状の「風の輪テラス」は、谷に吹き込む風が全身を吹き抜けるような感覚を味わえる。
記者リポート:
風を感じるんですが、風の輪テラスならではですか?
小田急箱根索道部・三宅佳代さん:
上下左右全身で、風を感じていただけるところになります。
テラスの先端部分に立てば、大涌谷の絶景をバックに撮影をすることもできる。

さらに駅1階のショップには、大涌谷の自然をイメージしたオリジナルスイーツもある。
記者リポート:
動いてる!マフィンがピクピク動いてますよ。

2025年のGWは分散型で、26日からの2連休の後平日が挟まり、その後メインとなる4連休を迎える。間の平日を休めば最大11連休となる人もいるという。
記者リポート:
みなさんは、GWの予定は決まりましたか?
女性(20代):
山形に旅行に行きます。加茂水族館に行きます。めったに行かない場所だから、遊べる時に遊びたい。
男性(20代):
(千葉の)音楽フェスに行きます。フルで休めるので遊びたいよね。
男性(50代):
大阪万博に行こうかなと。息子はガンダムが好きなので、ガンダム目当てで行きたいなと。

旅行会社「HIS」の調査によると、2025年のGWは、インバウンド需要の増加で東京のホテルの宿泊費が高騰しているため、隣の神奈川県や千葉県の人気が高まっているという。
そこで取材班が向かったのは、横浜市だ。22日に一部がリニューアルされたばかりの「野毛山動物園」では、無料で楽しめる人気イベントが始まった。
GW中は全国的に行楽日和となる見込み
記者リポート:
可愛いルモットと触れ合うことができるんです。ふわふわで可愛いです。

モルモットなどの可愛い動物たちとのふれあい体験。GW前半の休みは、既に予約でいっぱいだという。しかし、GW後半5月3日以降分は、これから予約が始まるためまだ間に合うという。
野毛山動物園・田村理恵園長:
事前申し込み制で1週間前の午後0時から申し込みになります。早くしないと埋まってしまいますので、HPをマメにチェックしていただきたいです。
GW中は全国的に比較的晴れの日が多く、行楽日和となる見込みだ。ただ、後半は特に気温が上がるため熱中症に注意が必要だ。
(「イット!」4月24日放送より)